こんにちは!ルートサンプリングのヨブタメです。
今回は交通とルートサンプリングの相性を考えていきます。様々な交通手段があり、更に現在は「MaaS」により選択肢も増加しています。その中で実績につながるルートサンプリングの場所や手法をヨブタメが案内します。
車・交通機関でのルートサンプリングとは
交通機関でのルートサンプリングでは、以下のような特長が見られます。
・不特定多数の利用が多い
鉄道やバスは公共性が高く、利用者も通学利用の学生から、旅行者、通院の高齢者、通勤・出張のビジネスマンまで幅広い利用があります。
・タクシーでは富裕層、高齢層、またはビジネス客の利用が多い
鉄道に比べ、プライベート空間が確保できる一方で割高なタクシーは、ビジネスマンや富裕層、足腰の衰えが見られる高齢者などに利用が偏っています。
・駅やバスは傾向がつかみにくいが街ごとの色が出ることも
駅を歩く人や電車を待つ人は多種多様ですが、例えば早稲田駅前であれば早稲田大学生が、新橋駅や大手町駅であればサラリーマンが、羽田空港駅であれば飛行機を利用する出張者や旅行者が多いなどの傾向を掴むことができます。
・旅行とコラボレーションすることで地域おこしにつなげる
たとえば浅草駅に降り立った観光客に仲見世通りの食べ歩きマップを渡したり、江ノ島駅で降りた観光客に鳩サブレの試食を配るなど、名物ないし名物としたい商品をルートサンプリングで配布することで、地域の強みを活かした宣伝手法が考えられます。実際に千葉県の銚子電鉄などで先例があります。
ここから、交通機関の属性別にルートサンプリングの有効性を確認していきます。
鉄道駅におけるルートサンプリング
鉄道駅は、都市部であれば利用者が多く、年齢層などにも大きなばらつきがあります。
先述のとおり、大学付近の駅であれば大学生、オフィスが近いとサラリーマンやOLが多い傾向にあるため、不特定多数に対するルートサンプリングと、ゆるくターゲットを絞ったルートサンプリングの双方が可能です。
タクシーにおけるルートサンプリング
タクシードライバーが直接利用者にサンプリング品を手渡しします。主に30代以上のビジネスマン、購買力のある富裕層を中心に宣伝効果を発揮します。また観光客向けの貸切タクシーや、高齢者向けの「介護タクシー」も一部で存在します。
車内に設置するため、試供品は紙媒体、あるいは小柄なものに限ります。
バスツアーにおけるルートサンプリング
旅行客向けのバスツアーにおいては、地域性のあるお土産やおつまみなどが効果を発揮します。また旅行客と添乗員の関係性から、お土産感覚でお客様にリーチすることができ、街頭で配るよりも配布率を高めることができます。
夜行バスにおけるルートサンプリング
夜行バスにおいては、観光客以外にも、ビジネス目的の人やライブ・イベントなど趣味での利用も多くなります。また夜行バスでは利用者の多くが仮眠をとります。
そのため睡眠の効果を高めるサプリメントや健康機能食品、目の疲れをとる目薬やアイマスク、化粧落としなどを配ると実用に至りやすく、利用者の満足によっては購入などのコンバージョンにつながります。
公共交通機関におけるルートサンプリングはヨブタメ
このほか、サービスエリアやガソリンスタンドなど、様々な交通機関でのルートサンプリング方法が考えられます。
より多くのお客様にアプローチしたい、効率的に認知度を高め、ブランド化したい。
こうしたご希望がありましたら、ぜひお問い合わせください。