ヨブタメラボ

サンプリングとは?用語や種類を解説(サンプリング/ルートサンプリング/ルートメディア)

2023.04.11

コラム

サンプリングとは?用語や種類を解説(サンプリング/ルートサンプリング/ルートメディア)

街で必ず見かける「ティッシュ配り」などのサンプリングはなぜ行われているのでしょうか?

今回は「サンプリング」の種類とメリットを解説します。

そもそも「サンプリング」とは

サンプリングはもともと、メーカーなどが自社製品を知ってもらうために、試供品(サンプル品)を街中で配ったことがルーツです。

今でもスーパーの試食や、ネット上でのお試しサービス、化粧品コーナーのおまけなど、あらゆる場所で見かけることがあります。

ここからはサンプリングごとの種類を解説していきます。

街頭サンプリング

街頭サンプリングは店舗の前や駅前、繁華街の路上でスタッフが商品のさんプリン部を行うものです。

街頭サンプリングは警察から道路使用許可を得る必要があり実施までの難易度が高い一方で、人通りの多いエリアでサンプリングを実施することで多くの通行人に自社商品を知ってもらうことができます。

外資系エナジードリンク大手が街で配布しているのを見たことがあるかもしれません。1本200円のドリンクを惜しげもなく配布するのは、その投資に見合った効果が期待できるからにほかなりません。

★メリット

・とにかく多くの人に配れる
・観光地やターミナル駅では全国へ、住宅街では地域へ配れる

★デメリット

・警察へ事前申請が必要
・大量配布によりコストがかかりがち

ルートサンプリング

ルートサンプリング

ルートサンプリングは店舗や施設を利用する方に向けたサンプリング手法です。

エリアや属性のセグメントができるため、自社製品のターゲットに合わせて試供品をお渡しできる上、ターゲットの利用施設のスタッフが渡すことにより安心感の醸成にも繋がりやすくなります。

そのためヘアサロンや化粧品販売店などでよく行われるサンプリングです。

一方でターゲットに合わない試供品の場合、消費者も受け取らない上に店舗スタッフも自店舗にそぐわない製品を配りたがらないため、広告効果を高めるには配布場所のスタッフと綿密な打ち合わせが必要になります。

★メリット
・自社製品に合った消費者の集まる場所に配れる
・配布先の店員や店舗の信用がそのまま製品の信用につながる

★デメリット
・配布数は少なめ
・配布ターゲットの喜ぶものでなければ広告効果が見込みにくい

ルートメディア

ルートサンプリングと似たようなものですが、こちらは動画やポスターなど、宣伝に媒体を使うのが特徴です。

よく見かけるのがファミレスやファーストフードにおけトレー広告や学校・保育園でもらってくるチラシが該当します。またタクシー内で流れる広告ディスプレイのなかにはターゲットの顔を読みとり性別によって広告を変える機能をもつものもあり、タクシー広告もある種のルートメディアといえます。

ルートサンプリングと異なりモノの消費がないため、低コストで宣伝を行うことができます。一方で実物を試すことはないため、メーカー製品の宣伝効果は限定的です。ウェブ商品など無形商材であれば効果は高められるでしょう。

★メリット
・ある程度ターゲットに見合った広告を流せる
・低コストで宣伝が可能

★デメリット
・実物を渡せないため広告効果は限定的
・広告効果の測定に工夫が必要
・「ポスティング」等に不快感を覚える人からの評判を下げる恐れがある

ウェブサンプリング

ウェブサンプリング

ウェブサンプリングは、サンプリングサイトから応募した人に試供品を配布する仕組みのもので、「ポイ活」などに興味のある、アーリーアダプター層に訴求がしやすい広告手法です。

サンプリングとしては珍しいプル型の宣伝ができます。

ウェブサイトによっては配布先の指定ができるため、ターゲティングがしやすいことも特徴です。

★メリット
・利用者の声をアンケートの形で集めることが可能
・自身から積極的に商品や情報を取りに行くアーリー層への訴求が可能
★デメリット
・無料商品に興味がある層が多く、有料になると買わない可能性がある
・利用者が少ないことが多く、宣伝効果を高めるにはSNSやウェブ広告の併用が必要

初回無料特典

厳密にはサンプリングではありませんが、初回無料の定期通販商品も一部このサンプリングに重なります。

自社商品をまずターゲットに試してほしい場合、町中やお店で配った上で、初回無料と宣伝すれば、販売時に1回試しに購買してくれ、気に入ったら継続してもらえる可能性がぐんと高まります。

★メリット
・一回目の抵抗が少ないため拡販がしやすい
・気に入ったらそのまま定期購入を続けるためストックビジネスの構築ができる
★デメリット
・解約忘れによるクレームの可能性がある
・初回の商品を転売し稼ぐ不正利用者が付く恐れがある

サンプリング手法のご案内

この記事では上記の5パターンをまとめました。ターゲットや商材によって最適なサンプリング手法は異なりますが、迷ったらウェブサンプリングとルートサンプリングを融合させた「ヨブタメ」がおすすめです。

これは商品を配りたい企業と、商品がほしい法人や団体をマッチングさせるBtoBプラットフォームです。

ほしいというオファーが来たらチャットで相談、配送相手として適切と判断したらサンプリング品を送ってあとは結果を待つだけ!広告代理店のような高額な手数料はいただきません。

まだまだ始まったばかりのサービスですが、エナジードリンク大手と提携するなど、可能性に満ちたルートサンプリングサービスです。

ぜひ、お問い合わせください。

 

今日から始める
新しいサンプリング

その商品の可能性の拡大、ヨブタメと一緒に